試験結果!

 長く、苦しく、くそおもんない受験シーズンがやっと終わりましたよ、奥さん。
 全国のスキー指導員試験と同じ週末の土曜日、準指導員の実技&学科試験が行われました。

 朝から学科、その後実技の予定だったのですが、ここらは超絶雪不足。シャバ雪のバーンが荒れる前に実技をやっちまえーということで、スキー場さんからの配慮もあり、順番変更し先ずは実技8種目から。場所も限られ、斜面のバリエーションもつけられないので、プルーク系緩斜面以外は全部同じバーンで実施されました。どう見ても急斜面だろー!という斜度な上、もう少し早い時期には午前中ほぼアイスバーンでしかも斜面の後半で落ち込むという。

「歯がたたねぇ。ここで検定本番だったら、死だな…」

と思っていたのですが、気温も高く、雪も減ったおかげでガリガリも落ち込みもなくなり、平和な急斜面でした。そのバーンをですね 「検定:一般のお客さん=8:2」 のゾーン比率でで仕切り、とてつもなく営業妨害な感じで実施しまして。なかなかドン引きな光景。

 今年度は実技はほどほどに力を入れております(=ほとんど練習してません)

 リフト移動中はむしろ学科の事で頭がいっぱいです。
『さっきからFISルールがどうしても9コしか個思い出せん!教えてー!』『滑走時の義務①、②…』とかしながら実技検定終了。
 実技は想定よりさくさく進み、学科試験までに1時間ほど時間が空きました。そこで必死で復習…。FISルールも確認。ちなみにFISルールのポスターが受験会場の近くの休憩所に貼ってあり、はがして受験会場に貼りたい衝動にかられた受験生一同でした。

 1時間半の学科試験開始。昨年より明らかに書けるぜ!しかし歴史問題は手を抜いていた分野だったり(クルト・ラインル とか全く出てこねぇ!!)、軽く目を通した程度の範囲もちょこちょこ出題され、完全回答に到らず。でも120点はある手ごたえです。

 受験が終わって、宿の広間に受験生一同あつまり簡単宴会。試験のビデオ映像みて、気楽な気持ちであーだこーだ言いながら楽しく過ごしました。

 翌日結果発表。学科の平均点、最高点(え!意外に悪い!?と戦慄)講評などのあと(講評長くて一般的過ぎて記憶に残らず…安定した速度制御とか重視してますみたいな内容だったかと💦)、成績順に合格者が呼ばれます。

 まず技術選上位の方、クラウン持ちの人。ついで、あー上手だったよねと思い当たる方々…うーんレベル的にそろそろ呼ばれんとヤバイ…もしかして出来たと思った学科が悪かったのかな?と不安に思っていたら
 ゼッケン…呼ばれた…!
 そしてもう一人呼ばれ

「合格者は以上です」

 以上…少な!!この瞬間…去年を思い出し。呼ばれなかった皆の気持ちが思いやられます。下位から2番目とは、やばかった💦
 ともあれ合格できました。合格率は26%でした。

 ここで落ちた方は成績表をもらいますが、今年は何だか学科の採点も辛目だったのでは?という気がします。雪なし県なので学科の難易度上げて、実技は今後に期待してますよコラぁ!というのが過去の傾向だったのですが、学科は文句ない点数なのに、実技で落ちた方も見られました。
 ちなみに準指になった者は『今後に期待枠』だけでなく全員、実質強制参加の研修会でびしびしフォローされる体制が構築されております。

 別会場での指導員試験の結果もクラブの間で伝わってきたけど、その合格率も低かったみたい。某県連の不正が心無し判定を厳しくしたのでは?との見解も…そんなことで判定レベル変えるのかな?どうなんでしょう?(ちなみにこの不正、『判定甘くした』というレベルではなく、受験してない人を合格させたという、ごまかしきれないアウトなやつでした…)

 ちなみにワタクシ『今後に期待枠』であることを明言されております。
 しばらくは資格持ちであることを若干秘匿気味にして、特にコブ練習などに常に自己研鑽☆

 スキーのジャンルを問わず、今までスキーを教えてくれた全ての人に感謝です