DATAsaver ワークで出現する機能5 (Ord9)
Ordinal 9 HandsOn - Advanced II は自動でできる表計算の機能が多いです。自力でやってみた挙句に動画を見ると自動表計算でできた、といったものもありました。
Ord9-Q1
やりたいこと:表計算で増加率を出すとき、基準年を原点(0%)にしたい
自動 表計算の編集
「次との割合」→基準点が100%になってしまうが
「次との差の割合」→基準点が0%にできる
Ord9-Q2
やりたいこと(設問)
都道府県を利益合計を多い順に並べ、積みあがっていく状況と総計を表す
1)自動 表計算 で合計を使って累計を出すように設定する
※これだけでは利益大の順には並ばないので注意
<合計値の累計>
Ord9-Q4
利益トップ10、ワースト10をグループ分けして抽出したのち、TOPの人との差を出したい。特定のデータとの差を出す方法は数字を抜き出さないとだめなのか?と思ったらこれも自動表計算でできました
売上を行に投入 ▼クリック→表計算の編集 次との差、表下
選出した中からTOPとの差を出してくれます
試しに1位の人のグラフをクリック→除外すると、2位だった人をTOPとして計算しなおしされます。
Ord9-Q5
やりたいこと:その月までの過去最大値でグラフを書きたい
当月データでも、累積でもなく、今までの最大値をその月に表示させるには?
イメージは下記グラフの2、3段目のものですが、これも自動の機能でできます。
自動 売上を行に投入→表計算の編集→累計 最大値 に設定
最大値の累計と聞くと、最大値が足されていくのかな?と思いますが、一番上の売上額の棒グラフと比較すると最大値が更新されていっているのがわかります。
ちなみにまず自力で問題を解く際はハンド入力で以下のステップでやりました
①当月までの期間を割り出し: [Q5オーダー日までの遡り期間] を計算
DATEDIFF('day',MIN([オーダー日]),MAX([オーダー日]))
②その期間の最大値を抽出:
WINDOW_MAX(sum([売上]),-[Q5オーダー日までの遡り期間],0)
この結果が上記の2段目のグラフで、3段目と同じ結果になっていましたが、わざわざ書かなくても自動機能があったということでした。
Ord9-Q6
設問:利益率ワースト3のサブカテゴリを除外すると、利益率は何%になるか
やりたいこと:選択したものだけ平均計算から外したい
フィルターの「除外」機能を使う
①利益率の棒グラフ
②全サブカテゴリーと利益率のグラフ
を作成し、ダッシュボードに集約
②にフィルターを設定した上で、何かのサブカテゴリを選択する
①のグラフのシートに戻るとフィルタのカードに自動で生成されているフィルタアクションで除外にチェックする
①のグラフに比較のためにフィルタをかけていない利益率も固定で出したい場合
[利益率]を列に投入→シェルフでの計算 で{}で囲んで{[利益率]}とする
と、フィルタがかからない値になる
Q6まででした。後半を復習したらまた追加します!